【保育士】保育の心理学 ②発達 ピアジェ

ピアジェ

ジャン・ピアジェ

スイス人 フランス語圏

1896-1980

数唱 1、2、3…と数を一つずつ数えること。数の保存概念を獲得するまでの過程として必要な能力

数の保存概念の3段階 見本のおはじきと同じように並べられないー並べられるが、密度を変えると数も変わったと思う(4、5歳)ーおはじきの列に変化が起きても同じだとわかり保存概念が成立する

シェマ 行動の枠組み 数の概念の発達に大きく関与

計数に必要な5つの原理

1対1対応

安定した順序

基数性 物の数を数えた時に最後の数がその集合の数を

・感覚運動期 0〜1歳半ないし2歳(x3歳)

対象の永続性の理解は8ヶ月、その後の研究では5ヶ月半以降

・前操作期(2〜7歳)

言葉を用いて世界を捉える

自己中心性(中心化)、3つの山課題、アニミズム

象徴的思考期(前概念的思考期) 2〜4歳 イメージが生じる 言語によって象徴できる 抽象化や一般化は困難

直感的思考期 4〜7歳 推理や判断は知覚的直感に依存している。量や重さは見かけの大きさに左右される

・具体的操作期(7〜12歳)

重さの保存 数、重さ、体積などの保存が獲得される時期

群生体 論理的操作の体系

論理的思考

・形式的操作期(12歳〜)

抽象的な問題解決

形式論理的な思考が可能となり知能発達は完成の段階

 

ピアジェ入門 (国土社の教育選書)

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遊びと発達の心理学 (精神医学選書)

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現代思想 1978年4月号 特集=ピアジェ 現代心理学入門

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半分の脳―少年ニコの認知発達とピアジェ理論

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ピアジェ 人と思想 (波多野完治全集)

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教育の未来

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新しい児童心理学 (文庫クセジュ 461)

 



 

 

ピアジェからヴィゴツキー

38歳没 白ロシア 父銀行員、母教師 家庭教育で育つ

文化的環境、人間関係を考慮

ピアジェは個人内の発達に注目

ヴィゴツキーは発達は社会的な認知過程を内部化する過程

再近接領域…ちょっと手助けすればできるゾーン

 

「発達の最近接領域」の理論―教授・学習過程における子どもの発達

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思考と言語  新訳版

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子どもの心はつくられる―ヴィゴツキーの心理学講義

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