【ICU異動日記3】

まあまあ元気に勤務している。

今日は早く(ほぼ定時)終わったので帰り道の途中にある図書館に来てみた。

こんな時間に帰れることは無かったので今までそういう発想もなかった。

保育園の迎えは今日は夫。

あ、米炊かないといけなかったな…

 

先日初めて病棟に転棟の申し送りに行ったら病棟はまじ忙しそうだなと思った。

自分がいた病棟は院内でもかなり忙しい方だと言われていたけど、そうでないと言われている病棟2つともやはりICUとはノリや汗の量が違った。

ああ、ICUに希望が通って良かった…と思ったけど、一緒に異動してきたもう一人の彼女(ICU希望ではなかった)はやっぱり病棟いいなあ…と思ったそうで。今日もペアがきつい系の人で(背格好や顔はかわいいのだが)辛そうで、大丈夫かなあ。

 

書類の位置や、それこそナースコールに出るボタンも病棟とは違って聞かなきゃいけないし、こんな簡単なことまで聞かないといけないって感じだけど、それも少しずつ覚えてきてモニターも全然違うけど少し分かってきて、少し何とかなってきた感のある3週目です。

 

今週は平日休みがあるので、

・心臓の血管の図と不整脈とそれが出る部位などをA4で作ってラミネートしたい

・下の2冊が届いてると思うので、今まで関わった病気/術式をまとめたい

新版 国循ICU看護マニュアル

新版 国循ICU看護マニュアル

 
新版 CCU看護マニュアル

新版 CCU看護マニュアル

 

 

Afに移行したのをちゃんと見つけられたのは良かったと思う。カルテ見たらPafの方で繰り返していて抗凝固薬も飲んでいたのでペアが戻ってきたら報告でいいかなと思っていたが、いつからという時にHRの履歴で見ていて(大体頻脈性心房細動なわけで)、ああ、早いな、と思った。その操作をしていた横で看護長が見ていて「Afになったの。血圧は落ちてない?」「大丈夫です」とか言ってたのを聞いて、あ、自分、意識足りなかったなと思った。モニターでAfを認識するわけだからその下に出てるAラインの血圧も目に入って異常ではないことは認識していたし目の前に患者さんがいて明らかな変化がないことも見えているけど、リズム/レートチェンジか、血圧大丈夫かな、という思考回路は足りなかったなと反省した(学んだ)。

 

そしてそういう変化もICUなら一発でわかるし部屋に行って血圧計巻いてとか言う労苦もしなくていい…というのが気に入っている。看護師としての能力は微妙かもしれないが。

新卒の時に、同期とそういう話をしたことがある。ICUとかは医師がすぐいるし、機械もあるし目もあるけど、そうでない病棟で身につく力があると。

彼女は寿退職をして、夫の仕事の都合で転勤も多く、今は訪問看護を選んで働き出したらしい。訪問看護なんて一番そういう力がつくところだなと思う。

彼女とはプライベートでも病気や看護の話をできて、お互い負けず嫌いな所もあったのでいい意味で知ってること学んだことでマウントの取り合いをしていたなと思う。

都会には多いのかもしれないけど。私は彼女だけだ。