【ICU異動日記4】

昼にカンファレンスって全国的によくることなんでしょうか。

病院転職したことないのでわかりませんが、うちの病院ではどこの部署も看護師は大体昼にカンファレンスをしてます。

でも、今までいた病棟はまともなカンファレンスができた試しが無かった。

ICUでは、ほぼほぼ全員集まれます。

目が離せない患者さんの前に残る人だけ残して。

しかも、今日のは医師まで参加してて…いや、病棟でも医師コメディカル全員のカンファレンスの日はあったけど、趣が違った。

そして私もまだうちのめされてないことを再認識した。

どうもこの日は看護師一人が自分の身を振り返る場っぽくて。

今回は命はとりとめた方の例だったけど、結果的にデスカンファレンスになることもあるようで。

あそこで予測が足りなかった、それは準備が足りなかった、それはこういう要因があって、、、という大反省会(_ _)

こんなことやるのって日本(の女看護師)だけかもね!?

そして、自分がそういう経験をしたらうちのめされることだろうな、と思った。

でもそれって机上で勉強して身につく能力ではないから準備が難しい…動かないと覚えられないというか。どこに何があって、この処置はこれだけ準備に時間がかかるからここからこれをして、リスクの高い処置も急いでやらないといけなくて、何本何がいってて…、何が何だから右にこれを左にこれをつけて、、、そして情報共有、、

そしてチューブ類ルート類の整理がICUの主な仕事まではいかないけどかなり重要な仕事ですよね。実生活なら投げ出すレベルを皆黙々と整理しててすごいです。

 

こんなゆったりしたカンファレンスができるのも、医師が外来もないし、コンサルトで他病棟から電話がかかることもないし、検査も基本的にICUでできるし、その場で完結できるってこういうことになるんだなと驚いています。関わりも基本的に2、3日で、良くなって出ていくからカラッとしてる所はあるのかな…

まあカンファレンスできない日もあるけど。できる日があるというだけですごい。

前の病棟のパワハラ医師からは、病棟にちょっと余裕が出ると離床とかケアが足りないとか言われてた。でもそのちょっとの余裕が出ることが人間の労働としてはノーマルレベルだと今も思う。通常業務が過酷すぎる。

 

 

あとはスタッフの性格が見えてきて、厄介な人とかが見えてきていらないストレスを感じ始めました。あの看護補助者は、気軽に話しかけてくれるから私も気を休めていたけど、彼女は頭を使いたいのに使うところがないから人間観察に精を出してて(つまり噂や妄想大好き、ついでに患者さんに余計なこと言う…が、ICUゆえ急性期で患者さんもどこかボーッとしてるし長期でいないゆえに問題になってこなかったんだろう)、余計な情報提供しないように気をつけようと思った。あと茶化してくるから面倒くさい。ああ言う人はこちらからもアタックをして、円滑なコミュニケーションをとってそして距離を置くに限る。その点、看護師はそういう人がいないなと思う。仕事のことで頭がいっぱいというか、そういうことやってるとチームで動きにくくなるのを知ってるというか…そして管理職になるともっと上手。他人との距離の取り方、関わり方、言葉の選び方。そして目指す所がある。患者さんに安全に、よりよい治療、自分の学び、円滑な業務、楽しい仲間、労働階級的給料。だから私も仕事が好きなのかも。

 

あと先日ペアで働いた男性看護師!ここは男性看護師が多くて、カラッとしてるからペアだと分かって気楽だと思ってたけど、全然教えてくれない!T_T 私、半月しか働いてないんですけど…⁉︎そんな重症、見れると思ってます?その病気の術後ベッド作ったことないって言ったの聞こえてます?機械やコードが全然違うから言葉だけじゃ無理ですから!!そして情報共有全然してくれない!昼休憩の時に何が来るかもって言ってから入ってくれますかあ!?あとダブルチェック省くからめちゃめちゃ怖い!!要点は押さえてるけど業務は二の次、ゆえにチームでめちゃめちゃ動きにくいのかなと思いました。お互いの相性が悪いだけかもしれないけど。前日がめちゃめちゃ教えてくれる人だったので(忙しさは変わらなかったと思うが…)落差に余計シュンとなりました。