【ICU異動日記18】親の顔が見てみたい

タイトルは良い意味で親の顔を見てみたい人たちがいるということです。どういう子育てをされたらそんなに素敵な子が育つのか…。

 

もう一つ思うの、ICU沼にはまり出られそうにないですが、これは悪い意味合いです。沼はオタクとかハマって中毒感のある言葉ですが、ここではICUという光と闇の話です。少し慣れたのかな?と思ったら全然そんなことはなく、一体何年経ったらなれるのか?ストレス少なくて働けるのか?責任重すぎる…という沼です。1歩進んで2歩下がる状態が週単位で来ます。勤務が続くともう心身ボロボロ。

 

 

 

子供から風邪をもらったこともありそんなボロボロな数週間でしたが、先週は休みが多く、心身回復したので、別のことを考える余裕が。

 

 

ICUの特権?色んな科の医者が来ます。さすがに偏りはあり、救急外来ほどではないけど、病棟よりは面白く見ています。ほとんど男。

なわばり争い感のやばい医者とか感じます。それなりに優秀そうだし、コメディカルには当たりは強くないけど、コンサルト系をやたら嫌うとか、診断が怪しいのに頑なだとか…。比較的新しい?発想のNSTとかRRSとかラウンド系を大体嫌う男…男だからか!?医者になるほど優秀なのに、そういう意味で性格が残念な方は、逆に医者にならない方が世のため患者のためだと感じるコメディカル達です。そのお母様やご一家は、医者に仕立て上げた思いで得意げかもしれませんが。

うちは田舎の市中病院なので、都会の大学病院なんかはもうプライド合戦がやばそうだなと思ってますが。

逆に、なんでそんなに優秀だし性格がいいの!?という医者が何人かいます。救命救急科と集中治療科と脳神経内科に。しかも30代で、ゆとりとは言わないけどそこまで足が浸かった世代。それとも彼らも変わってしまうのでしょうか。まあ、ひどい30代もいるけど。コミュニケーションが本当に気持ちが良い。そんな技術を持っているの⁉︎ 責任もとる。どうかうちの病院から去らないでほしい…(去るだろうな)。

いつか、いつか彼らが異動しないうちに飲み会ができるようになって、子育ての秘訣を聞きたいです。