■主客転倒 しゅかくてんとう しゅきゃくてんとう
物事の順次や立場などが逆転すること
■文人墨客 ぶんじんぼっかく ぶんじんぼっきゃく
詩文や書画などに携わる人
■片言隻語 へんげんせきご
わずかな言葉、ちょっとした短い言葉
■放歌高吟 ほうかこうぎん
周りを気にせず大声で歌うこと
■傍若無人
傍らに人無きが若し
■怒髪衝天 どはつしょうてん
髪の毛が逆立つほど激しく怒るさま
中国の春秋時代、趙の恵文王の宝石を秦の昭王が騙し取ろうとしたという故事から
怒髪天を衝く
『史記』「藺相如伝」
■意気衝天 いきしょうてん
意気込みが非常に盛んなこと
■月下氷人 げっかひょうじん
仲人のこと
月下 月下老人という縁結びの神のこと
「氷人」は氷の上で氷の下にいる人と話しをする夢を見たため、その夢について占ってもらうと「結婚の手助けをする前触れだろう」と言われ、後にその通りになったという故事から仲人を意味する。
『晋書』
『続幽怪録』「四」
■高論卓説 こうろんたくせつ
非常に優れた意見や議論
■昼夜兼行 ちゅうやけんこう
昼夜の区別なく作業を行う
■妙計奇策 みょうけいきさく
誰も思いつかなかった優れたはかりごと
■気炎万丈 きえんばんじょう
燃え上がる炎のように意気盛ん
■鶏口牛後
大きな組織の末端で軽んじられるよりも小さな組織で上の立場に立つ方がよい
むしろ鶏口と為るも牛後と為る勿れ
■鯨飲馬食 げいいんばしょく
大量の酒や食べ物を飲み食いする
『史記』「范雎伝」
■西方浄土 さいほうじょうど
阿弥陀仏のある極楽浄土。この世の西にある
■奮励努力
気力を奮い起こし一心につとめる
■粒粒辛苦 りゅうりゅうしんく
こつこつと地道に努力を重ねること
李紳「憫農」
■孤城落日 こじょうらくじつ
勢いが衰え助けもなく心細いさま
孤立無援の城と西に沈みかけた夕日
王維「送韋評事」
■破邪顕正 はじゃけんしょう
不正を打ち破り正義を明らかにすること
『三論玄義』