■白砂青松 はくしゃせいしょう
海岸の美しい景色
白い砂と青々とした松
■自縄自縛
自身の言動により身動きが取れなくなり苦しむこと
■換骨奪胎 かんこつだったい
古い作品に工夫を加えて独自の作品とすること
骨をとりかえ胎盤を奪う
詩文の創作法の一つ
『冷斎夜話』「一」
■危急存亡 ききゅうそんぼう
危機が迫り生きるか死ぬかの瀬戸際
『文選』諸葛亮「前出師表」
■巧言令色 こうげんれいしょく
口先だけで言葉を飾りこびへつらう
令色 表情を愛想よく飾る
『論語』「学而」
■志操堅固 しそうけんご
医師が固く何があっても志を変えないさま
■酔生夢死 すいせいむし
何をすることもなく、むなしく一生を過ごすこと
酒に酔ったように生き、夢見るような心地で死んでいく
『小学』程頤「嘉言」
■天衣無縫 てんいむほう
詩文などに細工のあとがなく自然でありながら巧み。人柄が無邪気で飾り気がない
『太平広記』「霊怪録」「郭翰」
■雲水行脚 うんすいあんぎゃ
僧(雲水)が各地を巡って修行すること
雲水 とどまることのない雲と水=修行僧
■勧善懲悪
善行を勧め悪事を懲らしめること
『春秋左氏伝』「成公一四年」
■厚顔無恥
ずうずうしく恥知らず
『文選』孔稚珪「北山移文」
■比翼連理 ひよくれんり
男女の情愛が深くむつまじいこと
比翼の鳥 雌雄が目と翼を共有して一体となって飛ぶという鳥
連理の枝 根元は別々だが枝が途中でくっついて結合した木
■外柔内剛 がいじゅうないごう
外見は穏やかだがうちには強い意志
『新唐書』「盧坦伝」
■禍福得喪 かふくとくそう
不幸や幸せ、成功や失敗があること
蘇軾「与李公択書」
■酒池肉林
酒や食べ物が溢れ豪遊する
肉に性の意味はない
『史記』「殷本紀」
■千紫万紅 せんしばんこう
色とりどりの花が咲き乱れる
■眺望絶佳 ちょうぼうぜっか
見晴らしが非常に良い
■当意即妙 とういそくみょう
その場の状況に合わせて機転をきかせること