白眼視と道教

中国は環境汚染や法的異常性を感じるので興味の無かった私ですが、中国史をやると今の日本で使ってる言葉や文化出てくるので自然と興味が出ます。っていうか、「ここにも中国か…」という感じです。

いつか江南と華北に行きたいです。

 

白眼視

時は魏晋南北朝時代、乱世における儒教的、礼法へのカウンターカルチャー的なものとし俗世を離れて清談を好んだ阮籍がいました。

阮籍

がいました(書き取り問題に出る)。阮籍は優秀だったのでしょうか、酒を持って篭りましたが、役所からも来訪者がいました。礼法的な感じで来た訪問者には白眼で対応し、酒と琴を持ってやってきた訪問者には青眼で対応しました(ハ?)

このことから、気に入らない人物を冷遇し、冷たい目で見ることを白眼視と言うようになりました。

世界史的には…清談(老僧思想、道教に基づいた哲学的談義)をした竹林の七賢の筆頭。知識人達が世俗を離れて清談にふけったことが西晋の滅亡につながったと言われる。