【ICU異動日記35】負のエネルギー

最近は患者多数やら緊急入室にあたることないからか、平穏な日々を過ごしています。最近は勤務も緩く…今月は連休がない代わりにひどい連勤もないです。

 

ところがね、腹が立つこともたまにあります。上の人達の物言いが、人扱いされてないというか、私に信用がないからか、まあできてない部分も多く見えてるんでしょうけど、あ、自分(目下)だからこんな風に言うんだろうなということがありました。腹が立つ度に、新卒、2年目の頃の感情を思い出します。だから今だけだって言い聞かせるんですが。あとペアに共有して、そんなこと言ってくるんだーとか共感してもrsったり…。

 

問題点

ここで浮かぶ問題点は、私は幼少期から学生時代通して議論する教育を受けてないかつ、親、親戚の出自が農村家庭ゆえ女の地位はかなり低いと感じてます。言い返す習慣がないので、飲み込むばかりです。それでICUに来たらケアに絶対の正解はない世界で、それが各々自由にできる世界ではないので、たまに見えない衝突を感じるんですが、どっちでもいいじゃん、ってことでも、強く言ってくる人への反論がうまくできないなっていうのが問題点及びストレスです。

 

疑問点

もう一つ素朴な疑問として…私はスピリチュアルやらに全く興味がないのでアレですが、上の事例で言うと…私にぶつけてきた上の人の指摘について、私はすごい負のエネルギーを担いで、モヤモヤとして行き場がないです。でも上の人はまるで人に当たるかのように、言い放っていて、たぶんサラッと何の気持ちの揺れも無いと思います(ヤレヤレくらいは思ってるかもしれないけど)。その上の人が生んだ何でもないエネルギーが、私に跳ね返ってものすごい負のエネルギーとなり、この行き場のないエネルギーの存在って何だろうということです※。

※明日休みなのでたぶん明日のうちに塵となって消えていくことでしょう。

 

 

でも考えると、虐待や不適切な教育現場なんかもこんな感じなのかなと思った。する側は、何も感じてなかったり、ストレス解消だったり、気持ち良かったりするのかもしれない。でもされる側は、大きな心の傷として残り、認知の歪みや精神的構造を揺るがされますね。

 

ところで今のICUには、正直聞ける人がほぼいないんです。上がパワハラなんでベテランも下っ端もどんどん辞めていって、入れ替わりが激しいんです。だから上の人って言っても、尊敬できるわけじゃないし、教えてくれるという感じがないんですよね。私も前の部署で上の方に立った人間なので分かりますが、勉強してる人は教えたくなるものだと思うんで、勉強してないってことなんだなって思ってます。