【NHK】封鎖都市・武漢~76日間 市民の記録~

BS1スペシャル「封鎖都市・武漢~76日間 市民の記録~」
2020年5月4日(月) 午後8:00~午後8:50(50分)
 



新型コロナウィルスで封鎖された中国・武漢。毎日日記を発信し続けた女性。医療現場の生々しい声を伝えた北京のネットラジオ。76日間の市民生活のリアルな日常に迫る。

番組HP
【語り】井上二郎,【朗読】礒野佑子
 

 

 

 

ほとんど郭晶さんをドキュメントした世界観でした。

 

電子書籍ってすごい…日本でもう読めるんですね。中国語読めませんが。台湾で出版したようです。

 

4月後半くらいからTVの、特にニュースはほとんど見ていません。ワイドショーなんかはひどい。岩田某の出たミヤネ屋は見るけど。疲れるので、たまに新聞を買います。辺野古の埋め立てを軟弱地盤の技術的な問題で断念したことはトップニュースだったのでは。

約303億支出の新基地絡む6工事打ち切り 防衛省 辺野古軟弱地盤が影響 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

 

なのでNHKオンデマンドもわざわざコロナコーナーができていて近寄らないようにしていたのですが、やっと少し腰を据えた番組があるな、と思って見てみました。

 

日本でいう社会福祉士?の仕事をしている20代女性。過去には、女性だから内定取り消しされた会社を提訴して、中国で初めて勝訴したとのこと。見た目ボーイッシュで地味だけど、すごい女性のようです。武漢で一人暮らしをしていて、朝起きたら都市封鎖が決定していた。まずスーパーで食料品を買い占めた。おかしくなりそうで、人とのつながりを求めて自転車で街へ出た。いよいよマンション組合の管理が厳しくなるので、とにかく出てみた。意外とすんなり出られて、スーパーで最後の肉3袋を買い占めた。3日に1回しか外出してはいけないので紙でチェック。ネットの日記はすぐ消されるから、文字を歪めて投稿を続けた。

 

これが全体主義国家、中国。日本人はこんなこと書けるんでしょうか。買い占めた、人を求めて出かけた、最後の肉を買い占めた。日本は見かけ民主主義だけど、人の心に巣食う精神は中国人よりよっぽど全体主義だと思った。むしろ、だから法的に規制しなくても大多数が大人しくしてくれているわけで。中国も、だから共産主義で何とかおさえつけていて。なんか自分ってすごい国に住んでいるなと思った。

 

ロシアやイスラエルはITで外出記録管理しているそうな。

 

中国人のする表現は、文学的だなと前から思っていたけど、翻訳の問題かと思ってたけどそうでもなさそう。詩がそうさせるのかな。愛とか絆よりよっぽど自由に表現しているなと思った。