日々、疲れたり、そこまで疲れなかったり。
その因子はPNSのその日のペアの相手だということは明らかです。
先日、疲れなかった日は、前の部署の先輩!しかもめちゃめちゃ優しいしフレンドリーな人!
何気ない他の同僚の情報も貰ったり…結局そういうのが働きやすさにつながりますよね。あの人は何で怒るとか、あの人は怖くないとか、あの人は子供が3人いるとか(ゲイかと思ってた)。
治療も疾患も日々勉強させてもらって面白いです。
そしてとにかくインシデントを起こさないこと(根拠ある行動、思考、ダブルチェック、ルール遵守、人に聞く)だけを目標にしばらく頑張れば十分だろうとますます思えてきました。
とにかく人はいるので。
最近感じるのは…
ICUの看護師は病棟の看護師とは扱いが違う気がすること!?
病棟でめちゃめちゃパワハラ医師だった(けど能力も高い)のに、どうもICUではニコニコしてる。
よそゆきなだけ?
でも、他の病棟でも怒ったとか聞きます。
それだけかと思ったら、最近おそるおそる電話に出始めましたが(1週間くらいはわけわからなすぎるだろうと出なかった)電話口とかでも何となく違う…。
あれって私的にはあのICUの機器類や沢山つながった薬やら何やらを扱える人という時点で後光が差してるんじゃないかと…
ついでに結構窓が大きくほとんどフロア全域が見えるので入り口入った瞬間後光が差しているので…
そういった心理が働いているのだろうかと思ったりしています。
が!
前の病棟の方が頑張ってたなあ(T-T)という面も見えてきました。
もちろんそれはその病棟ごとの疾患や患者さんの特性からの強みだと思うので、そのうちそれを部署に生かせる人になりたいと思いますが、今は部署に合わせるのでいっぱいいっぱいです。
それこそ、口腔ケアもっとしたいんですが、物品購入依頼もしたいんですが、それを言い出せる相手って選びます。逆に言うと選べるほどスタッフの性格が見えてきました。
ケア類はいまいちだなと思って見ています。
保湿も足りない。
体位も仰臥位多すぎ(マットが褥瘡できないいいやつだから余計…でも無気肺とかポジショニングとか…)
おそらくこのケアを続けたらこの人がどうなるかの結果をあまり見る機会がないからと思っていますが。
決められたことをやるのは得意だけど、この人やこの病態オリジナルのことをやるのは苦手なのでは?と思って見ています。
クリニカルパスが多いからそうなのかも。
前の部署はパスをほとんど使っていませんでした。なぜならそのパワハラ医師がパスを嫌いだから!!
それは診療科特有のものだったかもしれませんが、障害の部位も程度も進行リスクも様々な病気をパスで表現できない、パスのことしかやらなくなる、ということだったそうで、どっちの考え方もあるなあと思いながらもその医師の考え方も好きでした。新卒から長年そこだったので、私の看護観、ひいては医療観、医師観…があそこにつまってるのでなかなか崩せないでしょう。これからどう変わるのかな。
ただ私がそこまでこだわりがないのも、そこまで“看護”にハマらなかったからだと思います。
いわゆる日本の“看護”って、日常生活の援助≒ケア、傾聴、寄り添う心(だと思っている)に偏重しすぎだなと思ってるんですが、診療の補助≒フィジカルアセスメント、コメディカル的治療(だと思っている)に興味を持って看護師を目指したので、圧倒的に前者の能力を多く使う職場が多いし、看護師の専門性ってそこにあるかのように思えてくるし、あまりハマっていません。もちろんどっちも大事だと思ってますが、外国だと前者は家族にやらせて看護師といえば後者だけ、そして半分医者みたいなことをするし、看護師は男性が多かったりしますよね。あるいは日本はありえない亜急性期みたいな時期に家に帰らせたり。
でも今日もTVで見たけど看護師の特集ってやはり寄り添う心みたいなところありますよね。
天才外科医みたいな天才看護師なんて絶対いないわけで。
学生時代の科目にもハマったし、育児というか幼児や教育の本はちょっとハマってるところはあるけど、看護にはハマらないなと思って半生を振り返ってる最近です。