【ICU異動日記19】

日々1歩進んで2歩下がるの状態で…

昨日は勤務開始時間から入院、検査出し、戻ったら処置介助、処置介助、処置介助、そして皮膚トラブル対応。加えて挿管の固定が悪いだのテープ変えるだの別の方は特定行為で長さ変えるだの、カンファレンスだで休憩へ。休憩後はちょっと落ち着いたけど大声で目を離せない感じになりそばで肩を揉みながらのカルテ仕事をさせて頂き。そして処置、清潔ケア、からのオペ出しが決まり、同意書や家族対応…の間に動脈ラインも怪しくて貼り替えからの便も出て朝からの衣服の血液汚染もそのままという見た目も悪いままオペ迎え。

状態としては最重症ではないし管理の難しい医療器具がついてるわけでもないけど何だか忙しくて、自分の処理能力の無さに落ち込むわけで。皆さん労ってはくれたし、私ばっかりの原因ではないと思うけど。

いつまで経っても全てが慣れないというか、同じCTでも個別性も医師も違うから搬送のことや連絡のことや観察も違うし行く時も戻った時も当然チューブコード類の整理も時間かかるし…それこそ、せっかく患者ファーストで動ける医者に、疲れの色も見えている中、とんちんかんなやりとりしてしまってこの病院…ってがっかりさせちゃってるなあとかも感じたり。

まあ勤務後電話がかかってこなかっただけよしとしたい。

前日がかなり楽な日で、病状が落ち着いて療養支援にしっかり踏み込めて久々に手応えがあっただけに、今日は落ち込み。そういうのは経験があるからある程度自信を持って介入できるけど、超急性期の家族支援は学びの無さを痛感した日でもあった。今コロナだから面会制限あるけどどのタイミングで会わせるとか、医師にも提言するとか…。本当に苦手意識高くて、訪問の家族に会うのも電話も嫌だなーと思うけど、実際会って喋ったら信頼関係の半歩でも築けた実感があることが多くて、文字じゃなくて対面とか対話ってすごいなと思う。向こうはどう思ったか分からないが。

朝夫も久々にイライラしてたし(子供が朝ご飯なかなか食べない、私も朝起きるの遅い)、拗ねる系の人なので帰宅後も不機嫌だろうなー、憂鬱だわー、と思いながらアイスなど買って帰り。冷房強めにし。3品作り。夫はもうイライラしてなかったので、単に朝の忙しさのイライラだったかと理解した。

20:30に子供と寝て5時間経った所で目が覚め(子供が起きかけたので)、もう朝かと思ったくらいの心身スッキリ感。明日は休みなので良い休みを迎えられそうです…3、4日ああいう日が続くと心身引きずりこうはいかないけど、今日はすぐ休みがきてよかった。